Raspberry Piにubuntuをインストール・初期設定のpart2です。
この記事では下記の目次の内容の設定を行っていきます。
IPアドレスの設定
IPアドレスの設定は下記のようにyamlファイルを作成する。
下記の例だと
- IPアドレス:192.168.100.100
- DefaultGateway:192.168.100.1
- Nameサーバ:192.168.100.1
自宅用だとDefaultGatewayとNameサーバはルータが兼ねていることが大半だと思うので、サンプルとして設定しています。
$ vi /etc/netplan/99-network.yaml
network:
version: 2
renderer: networkd
ethernets:
eth0:
dhcp4: false
dhcp6: false
addresses:
- 192.168.100.100/24
gateway4: 192.168.100.1
nameservers:
addresses:
- 192.168.100.1
ホスト名の変更とhostsファイルの設定
次は、サーバのホスト名の設定とhostsファイルの設定になります。
サーバのホスト名の設定
サーバのホスト名を設定する。通常何らかの名前を設定する。
$ sudo hostnamectl set-hostname primary01.pedalclecle.com
$ hostname # 確認する
primary01.pedalclecle.com
hostsファイルの設定
サーバのホスト名を設定したら、アプリなどがホスト名でネットワーク接続する際に必要なhostsファイルも設定する。
$ sudo vi /etc/hosts
192.168.192.201 primary01 primary01.pedalclecle.com # ←ホスト名の設定で追加したホスト
192.168.192.211 worker01 worker01.pedalclecle.com # ←のちのち使用する別サーバ
192.168.192.212 worker02 worker02.pedalclecle.com # ←のちのち使用する別サーバ
複数台のサーバを用意する場合、そのサーバについてもhostsファイルにIp/hostの情報を追記しておく。
time zone/keymapの設定
time zoneはサーバの時刻、keymapはサーバに繋いでるキーボードの設定。
time zoneの設定
$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
$ timedatectl | grep time
Local time: Wed 2022-02-23 19:00:42 JST
Universal time: Wed 2022-02-23 10:00:42 UTC
RTC time: n/a
keymapの設定
$ sudo localectl set-keymap jp106
$ localectl
system Locale: LANG=C.UTF-8
VC Keymap: jp106
X11 Layout: jp
X11 Model: jp106
X11 Options: terminate:ctrl_alt_bksp
まとめ
サーバの初期設定としてはこれくらいかな。
思い出したら追記するか、別の記事にします。
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